Windows 11の2026年5月アップデートで不具合【5/31更新】

Windows 11の2026年5月アップデートで不具合【5/24更新】 Windows11
Windows 11の2026年5月アップデートで不具合【5/24更新】

📋 改訂履歴

v1.4 2026年5月31日 最新
🆕 不具合⑤(タスクバーアニメーション無効化)を新規追加
🆕 不具合⑥(ゲームFPS低下)を新規追加
🆕 【重要】セキュアブート期限切れ後の影響をMicrosoft公式説明に基づき更新
🆕 【重要】HPのBIOS不具合(BitLockerループ)に関する注意情報を追加
🆕 KB5089573(5月プレビュー更新)情報を追加 ─ 0x800f0922の恒久修正含む
📝 まとめ表を更新(不具合⑤⑥を反映)
📝 セキュアブート証明書の「失効後の影響」の説明を具体化
v1.3 2026年5月24日
不具合④(インターネット速度低下)を新規追加 / セキュアブート証明書2026年6月失効期限を追加 / C:\Windows\SecureBootフォルダ出現は正常動作である旨を追加 / まとめ表を更新
v1.2 2026年5月18日
不具合③(インストール失敗 0x800f0922)を新規追加 / KB5089549の主な修正・新機能セクションを追加 / 改訂履歴セクションを導入
v1.1 2026年5月15日
更新概要テーブルにビルド番号を追加
v1.0 2026年5月13日
初版公開

2026年5月13日(日本時間)に配信されたWindows 11の月例アップデート(Patch Tuesday)で、複数の不具合が報告されています。本記事では確認されている症状・原因・対処法をまとめます。※5月31日更新:タスクバーアニメーション無効化・ゲームFPS低下の不具合情報、セキュアブート期限切れの影響詳細、KB5089573プレビュー更新情報などを追加しました

🆕 2026年5月31日 更新(v1.4)

🚨 重要:セキュアブート証明書が2026年6月から失効 ─ 期限後の影響をMicrosoftが公式説明

KB5089549の公式リリースノートに以下の警告が掲載されています。

「ほとんどのWindowsデバイスで使用されるセキュアブート証明書の有効期限は、2026年6月以降に設定されます。時間内に更新されていない場合、特定のデバイスが安全に起動する機能に影響する可能性があります。」

📌 v1.4追加:期限切れ後にPCはどうなる?(Microsoft公式AMAに基づく)

Microsoftが2026年3月に開催した公式AMAセッションで明確に回答しています。

  • PCは引き続き通常通り起動・動作します(突然起動しなくなることはありません)
  • ブートレベルのセキュリティ更新が停止します(DBXと呼ばれるマルウェアのブラックリストが更新されなくなる)
  • 将来のWindowsフルアップグレード(例:26H2など)が2023年証明書チェーンを前提とする可能性があり、インストールに問題が生じる恐れあり
  • ⚠️ 対処法:Windows Updateを最新の状態に保つことで自動更新されます。手動でのEFI操作は不要です
  • 対象:Windows 10 / Windows 11 / Windows Server 2012以降(物理・仮想マシン含む)
  • 背景:2011年以前に発行されたセキュアブート証明書が15年の有効期限を迎え、順次失効。新しい「Windows UEFI CA 2023」証明書への移行が必要
  • C:\Windows\SecureBootフォルダについて:KB5089549適用後に新規フォルダが出現しますが、Microsoftが「正常な動作」と公式確認済み。削除不要です(証明書移行用スクリプト格納フォルダ)
  • 失効する証明書の例:Microsoft Corporation KEK CA 2011(2026年6月24日失効)など

詳細:Microsoft Tech Community:Act now: Secure Boot certificates expire in June 2026(英語)

🆕 2026年5月31日 追加(v1.4)

⚠️ HPユーザー向け注意:BIOSアップデートによるBitLockerループ問題

KB5089549とは直接関係しない別件ですが、セキュアブート証明書の更新に関連する重要な周辺情報として追記します。

  • 問題:HPが2026年4月に配信したBIOSアップデートが、EliteBook・ProBook・ZBookなど法人向けPCでBitLockerの回復ループを引き起こすことをHPが公式認定
  • 影響:BIOSアップデートがセキュアブートの状態を変更し、Windowsが「起動環境が改ざんされた」と誤判定。さらにMicrosoftの2023 Secure Boot証明書のインストールを妨げる場合あり
  • 対処法:HPが公式サポートドキュメントで回避策を公開中。企業環境では、ファームウェア更新前にBitLockerを一時停止することを推奨
  • 確認方法:PowerShellで「UEFICA2023Status」レジストリ値を確認。「In Progress」のまま変わらない場合は証明書の移行に失敗している可能性あり

参考:Windows Latest:HP confirms BIOS update is bricking Windows 11 with BitLocker loop(英語)

🆕 2026年5月31日 追加(v1.4)

✅ KB5089573(5月プレビュー更新):0x800f0922の恒久修正を含む

2026年5月26日にオプションのプレビュー更新「KB5089573」が配信されました(ビルド:26100.8524 / 26200.8524)。このプレビューは6月のPatch Tuesday(6月9日予定)で正式配信される見込みです。

  • 🔧 0x800f0922エラーの恒久修正:KB5089549でのインストール失敗(不具合③)に対する恒久的な修正がこのプレビューに含まれています
  • パフォーマンス向上:スタートメニュー・Windows Search・アプリ起動速度の全般的な改善(「Low Latency Profile」の導入)
  • 🎵 Shared Audio(共有オーディオ):Bluetooth LE Audioを使用し、1台のPCから2人同時に音声を共有できる新機能
  • 🔐 Windows Helloの改善:Modern Standby後のWinBio遅延修正、顔認証・指紋認証がデフォルト認証方法として設定される
  • 🔕 音量が意図せずミュートになる問題を修正(一部デバイス)
  • 🔔 Windows Push Notification(WPN)のハング修正:一部アプリが起動しない・通知が届かない問題
  • 🔒 新グループポリシー追加:「LimitSecureBootRequiredServiceData」─ Microsoftへのセキュアブートサービスデータ送信を制限するポリシー

👉 インストール失敗(不具合③)に悩んでいる方は、6月9日(予定)の正式配信まで待つと恒久修正が自動適用されます。

📋 今月(2026年5月)のWindows 11 更新プログラム

対象バージョン KB番号 ビルド番号 配信日
Windows 11 25H2 KB5089549 26200.8457 2026年5月13日
Windows 11 24H2 KB5089549 26100.8457 2026年5月13日
Windows 11 26H1 KB5089548 2026年5月13日
Windows 11 25H2/24H2
(プレビュー)
KB5089573 🆕 26200.8524 / 26100.8524 2026年5月26日(オプション)

v1.2(2026年5月18日)追加

✅ KB5089549 の主な修正・新機能(参考情報)

KB5089549は不具合対応だけでなく、以下の新機能・修正が含まれています。不具合情報と合わせてご確認ください。

  • 🎮 Xboxモード:PCでXboxコンソールに近いゲーム体験を提供する全画面ゲームシェルを導入(段階的ロールアウト)
  • 📁 エクスプローラーの改善:uu・cpio・xar・NuGet(nupkg)形式のアーカイブ展開に対応。ダウンロード・ドキュメントフォルダの表示設定が維持されるよう改善
  • 🔒 BitLocker回復問題を修正:4月更新(KB5083769)後に一部デバイスで発生していた起動時BitLocker回復画面の問題を修正
  • 🖊️ ハプティックフィードバックの強化:対応デバイスでのタッチ・ペン入力時の触覚フィードバックを拡充
  • 🎙️ 音声入力UIの刷新:タッチキーボードの音声入力UIがよりシンプルで直感的なデザインに変更
  • 💾 FAT32の2TB対応:FAT32フォーマットの容量上限を2TBまで引き上げ
  • 🔄 「このPCをリセット」の修正:3月の更新(KB5079420)以降で発生していたリセット失敗を修正
  • 🛡️ 120件のセキュリティ脆弱性を修正
  • 🔐 セキュアブート証明書の段階的展開を拡大:高信頼デバイスへの新証明書配信カバレッジを拡大

⚠️ 不具合①:スタートメニューにアプリが表示されない

対象:Windows 11 25H2 / 24H2 KB5089549 適用後 個人ユーザーは一部のみ発生

症状

KB5089549の適用後、スタートメニューを開くと以下のような表示の不整合が発生することが報告されています。

  • インストールしたアプリがスタートメニューの「すべてのアプリ」に反映されない
  • アンインストールしたアプリがスタートメニューに残り続ける

スタートメニューにフォルダを生成するタイプのアプリで起きやすく、すべての環境で発生するわけではありません。Microsoftの公式サポートページでは現時点で既知の問題として案内されていません。

原因

Windows 11の新しいスタートメニュー(StartMenuExperienceHost)のUIレンダリング処理に不整合が生じているものと推定されています。根本原因はまだ特定されていません。

🔧 対処法(3つの方法)

方法1:PCを再起動する(最も手軽)

単純な再起動で多くのケースが解消されます。まずお試しください。

方法2:StartMenuExperienceHost.exe を再起動する

  1. タスクバーを右クリック →「タスクマネージャー」を開く
  2. 「詳細」タブをクリック
  3. StartMenuExperienceHost.exe を右クリック →「タスクの終了」
  4. スタートメニューを開くと自動的に再起動されます

方法3:Windowsエクスプローラーを再起動する

  1. タスクマネージャーの「プロセス」タブを開く
  2. 「Windowsエクスプローラー」を右クリック →「再起動」

Microsoftの公式対応はまだ発表されていません。恒久的な修正は今後の更新で提供される見込みです。


⚠️ 不具合②:Windows Update後の再起動回数が増える

対象:Windows 11(全バージョン) 仕様変更(不具合ではない)

症状

更新プログラムの適用中に、通常よりも再起動の回数が多くなっているという報告が多数寄せられています。

原因と背景

これは不具合ではなく、セキュアブート証明書の更新処理による仕様変更です。Microsoftは2026年5月2日に公式説明を発表しており、段階的に適用が進んでいる新しいUEFI証明書(Windows UEFI CA 2023)をシステムへ書き込む際に、追加の再起動が必要になると説明しています。

セキュリティ強化のための設計変更であり、対処は不要です。

🔍 証明書の適用状況を確認する方法

  1. 「スタート」→「設定」を開く
  2. 「プライバシーとセキュリティ」→「Windowsセキュリティ」
  3. 「デバイス セキュリティ」→「セキュアブート」
  4. 適用済み」と表示されていれば更新完了

⚠️ 不具合③:インストールが35〜36%で失敗する(エラー 0x800f0922)

v1.2(2026年5月18日)追加
対象:Windows 11 25H2 / 24H2 KB5089549 インストール時 Microsoft公式・既知の問題として認定済み 🆕 KB5089573で恒久修正予定(6月配信)

症状

KB5089549のインストール中に進行が約35〜36%で停止し、自動的にロールバックされます。画面には「予定どおりに完了できませんでした。心配いりません – 変更を元に戻します」と表示されます。Windows Update画面ではエラーコード 0x800f0922(環境によっては 0x80240069 や 0x80240031 など)が表示されます。

なぜCドライブに空きがあっても失敗するのか

💡 ポイント:Cドライブではなく「EFIシステムパーティション(ESP)」の容量不足が原因

EFIシステムパーティション(ESP)は、Windowsを起動するためのブートファイルを格納する隠し領域です。通常は約100MBと小さく、ユーザーからは見えません。KB5089549はセキュアブートやブートマネージャーの更新を含むため、ESP内への書き込みが発生します。ESPの空き容量が10MB以下になっていると書き込みに失敗し、0x800f0922エラーが発生します。

ESPが圧迫される主な原因

  • HPやDellなどPCメーカーが展開したファームウェア更新ファイルの残存
  • LinuxとのデュアルブートによるGRUBなどのブートローダーファイル
  • 過去の大型アップデートで蓄積されたブートログ・バックアップファイル

自分のPCが該当しているか確認する(CBSログの確認)

CBSログでESP容量不足を確認する手順
  1. エクスプローラーを開き、以下のパスへアクセスする:
    C:\Windows\Logs\CBS
  2. CBS.log」をメモ帳またはテキストエディタで開く
  3. Ctrl+F で以下のキーワードを検索する
SpaceCheck: Insufficient free space
ServicingBootFiles failed
Error = 0x70
SpaceCheck: <value> used by third-party/OEM files outside of Microsoft boot directories

上記のいずれかがヒットすれば、ESP容量不足がエラーの原因であると特定できます。

対処法

対策A|【一般ユーザー向け・推奨】PCを再起動してKIRを待つ または6月の正式修正を待つ

Microsoftはこの問題に対して、KIR(Known Issue Rollback=既知の問題のロールバック)による緊急のサーバーサイドパッチを配信しています。インターネット接続があれば自動的に適用されます。

🆕 v1.4追加:5月26日配信のプレビュー更新「KB5089573」に0x800f0922の恒久的な修正が含まれています。6月9日(予定)のPatch Tuesdayで全ユーザーに正式配信予定のため、急ぎでない場合は6月の更新を待つことも選択肢です。

  1. 特別な操作は不要。PCがインターネットに接続されていれば自動でKIR情報が受信される
  2. 迅速に適用したい場合はPCを2〜3回再起動してから、Windows Updateで更新プログラムを再確認する
対策B|【上級者向け】レジストリ設定による即時回避

KIRの適用を待てない場合、ESPのパディング調整レジストリを適用することでインストールを試みることができます。Microsoft公式が案内している回避策です。

  1. 「スタート」で「cmd」を検索 → 右クリック →「管理者として実行
  2. 以下のコマンドを貼り付けて Enter を押す
reg add “HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Bfsvc” /v EspPaddingPercent /t REG_DWORD /d 0 /f
  1. コマンドが成功したことを確認し、PCを再起動する
  2. 再起動後、Windows Updateで「KB5089549」のインストールを再試行する
対策C|【企業IT管理者向け】グループポリシーでKIRを手動展開する

ドメイン参加デバイスにはKIRが自動反映されないため、管理者が手動で展開する必要があります。

  1. MicrosoftのWindows正常性ダッシュボードからKIRポリシー定義ファイル(MSI形式)をダウンロードする
    ファイル名例:KB5089549 260514_06221 Known Issue Rollback
  2. 管理端末でMSIファイルを実行し、ADMX/ADML管理用テンプレートをインストールする
  3. グループポリシー管理エディターを開き、以下のパスに移動する:
    コンピューターの構成 → 管理用テンプレート → KB5089549 260514_06221 Known Issue Rollback
  4. 対象のロールバックポリシーを「無効(Disabled)」に設定して適用する
  5. クライアントPCを再起動して反映を確認する

🚫 注意:EFIパーティションの手動拡張は非推奨

一部フォーラムで「パーティション操作ソフトでESPを手動拡張する」方法が紹介されていますが、操作を誤るとOSブートローダーが破損し、Windowsが一切起動しなくなる致命的な障害を引き起こす恐れがあります。Microsoft公式が案内するKIR自動適用・レジストリ回避策(対策B)にて対処してください。


⚠️ 不具合④:適用後にインターネット速度が低下する

v1.3(2026年5月24日)追加
対象:Windows 11 25H2 / 24H2 KB5089549 適用後 ユーザー報告多数・Microsoft未公式認定

症状

KB5089549の適用・再起動後から、インターネットの速度が著しく低下するという報告が一部のユーザーから寄せられています。主な症状は以下の通りです。

  • ダウンロード・アップロード速度が体感で大きく低下する
  • Wi-FiおよびイーサネットでのレイテンシーやPingの悪化
  • インターネット接続が断続的に切断される
  • 「KB5089549の展開直後から速度が低下した」という時系列での報告

発生頻度はインストール失敗(不具合③)より少なく、環境依存が大きいと見られています。

原因

現時点でMicrosoftは公式に原因を認定していません。ユーザーコミュニティ(RedditやMicrosoftフォーラム)では、ネットワークスタック(TCP/IP関連)の処理に何らかの変更が加わった可能性が指摘されていますが、確証はありません。Windows Update直後に一時的にバックグラウンド処理(インデックス作成・ドライバー再構成など)が重なることで速度低下に見える場合もあります。

🔧 対処法(試せる順番)

方法1:しばらく様子を見る(最初に試すこと)

Windows Update直後はバックグラウンド処理が走るため、速度低下が一時的なことがあります。30分〜1時間後に再度速度を測定してみてください。

方法2:ネットワーク設定のリセット

管理者として「コマンドプロンプト」を開き、以下を順番に実行します:

netsh winsock reset
netsh int ip reset
ipconfig /flushdns

実行後、PCを再起動して速度を確認してください。

方法3:ネットワークアダプタードライバーを更新・再インストール

  1. 「スタート」を右クリック →「デバイスマネージャー」
  2. 「ネットワーク アダプター」を展開
  3. 使用中のアダプターを右クリック →「ドライバーの更新」または「デバイスのアンインストール」→ 再起動

方法4:KB5089549をアンインストールする(最終手段)

速度低下が業務に支障をきたす場合は、更新プログラムを一時的に削除することができます。

  1. 「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」を開く
  2. 「更新プログラムのアンインストール」をクリック
  3. 「KB5089549」を選択して「アンインストール」
  4. アンインストール後、「更新を7日間一時停止」でしばらく待つことを推奨

Microsoftはこの症状をまだ公式の既知の問題として認定していません。今後の公式情報を引き続き確認します。なお、KB5089549にはセキュリティ修正120件が含まれているため、アンインストールは必要な場合のみ行い、代替の修正が提供され次第、速やかに再適用することを推奨します。


🆕 不具合⑤:タスクバーのアニメーションが無効化される

2026年5月31日 追加(v1.4)
対象:Windows 11 25H2 / 24H2 KB5089549 適用後 ユーザー報告・Microsoft未公式認定

症状

KB5089549の適用後、タスクバーのアプリプレビューおよびアプリグループのアニメーションが無効化される事象が報告されています。

  • タスクバー上のアプリアイコンにマウスをかざしたときのプレビューアニメーションが消える
  • アプリグループ(複数のウィンドウをまとめた表示)の展開・縮小アニメーションが失われる
  • 2026年初頭の更新で導入された「なめらかなタスクバー体験」がロールバックしたように見える

Windows Latestが独自に確認した問題であり、Microsoftは現時点で公式の既知の問題として認定していません。

原因

KB5089549の適用によって、今年初頭に導入されたタスクバーアニメーションが意図せずオフになった模様です。UIレンダリング設定の上書きが原因と推測されますが、詳細はまだ特定されていません。

🔧 対処法

方法1:Windowsのアニメーション設定を確認・再有効化する

  1. 「スタート」→「設定」→「アクセシビリティ」→「視覚効果」
  2. 「アニメーション効果」がオフになっている場合はオンに切り替える
  3. PCを再起動する

方法2:パフォーマンスオプションを確認する

  1. 「スタート」を右クリック →「システム」→「システムの詳細設定」
  2. 「パフォーマンス」セクションの「設定」をクリック
  3. 「視覚効果」タブで「アニメーションで Windows を画面に表示する」にチェックが入っているか確認

方法3:6月の正式更新を待つ

根本的な修正はKB5089573(5月プレビュー)または6月のPatch Tuesdayで提供される可能性があります。

Microsoftはこの症状を公式の既知の問題として認定していません。今後の公式情報を引き続き確認します。


🆕 不具合⑥:ゲームのFPSが低下する

2026年5月31日 追加(v1.4)
対象:Windows 11 25H2 / 24H2(一部ゲーム環境) KB5089549 適用後 ユーザー報告・Microsoft未公式認定

症状

KB5089549の適用後、特定のゲームでフレームレート(FPS)の大幅な低下が報告されています。

  • 更新適用前と比べてFPSが顕著に低下する(例:Stellar Blade で120FPS → 80FPS程度との報告)
  • ゲームプレイ中に断続的なスタッター(カクつき)が発生する
  • スコアや快適性が低下し、ゲームの競技環境に影響が出るケースも

この問題はすべてのゲームや全ユーザーに発生するわけではなく、特定の構成や特定のタイトルでのみ再現するケースが多いようです。なお、1月更新(KB5074109)でも同種のFPS低下が報告されており、再発の可能性も指摘されています。

原因

現時点でMicrosoftは公式に原因を認定していません。ゲーミング性能に関わるカーネルドライバーポリシーやGPUスケジューラーの設定変更が影響している可能性がありますが、詳細は不明です。

🔧 対処法

方法1:グラフィックスドライバーを最新版に更新する

NVIDIA・AMD・Intelの各公式サイトから最新のゲーム対応ドライバー(Game Ready Driver / WHQL)をダウンロードしてインストールしてください。

方法2:Xboxゲームバーの「ゲームモード」を確認する

  1. 「設定」→「ゲーム」→「ゲームモード」
  2. 「ゲームモード」がオンになっているか確認し、必要に応じて切り替える

方法3:ハードウェアアクセラレートGPUスケジューリング(HAGS)の設定を見直す

  1. 「設定」→「システム」→「ディスプレイ」→「グラフィックス」→「既定のグラフィックス設定を変更する」
  2. 「ハードウェアアクセラレートGPUスケジューリング」のオン/オフを切り替えて効果を確認

方法4:KB5089549をアンインストールする(最終手段)

パフォーマンスへの影響が許容できない場合は、KB5089549をアンインストールし、代替修正が提供され次第、再適用してください(アンインストール手順は不具合④の方法4を参照)。

Microsoftはこの症状を公式の既知の問題として認定していません。KB5089549にはセキュリティ修正120件が含まれるため、アンインストールは慎重に判断してください。


📊 まとめ・対処法一覧

※ 🆕 マークは今回の更新(v1.4)で追加・変更された項目です。

不具合 対象 深刻度 対処法
スタートメニューにアプリが表示されない Win11 25H2/24H2
KB5089549
軽微 PC再起動 または StartMenuExperienceHost.exe の再起動
再起動回数の増加 Win11 全バージョン 仕様 対処不要(UEFI証明書更新による正常動作)
インストール失敗(0x800f0922)
35〜36%でロールバック
Win11 25H2/24H2
KB5089549

(ESPが10MB以下の環境)
①再起動してKIR自動適用を待つ(推奨)
②6月Patch Tuesdayの恒久修正を待つ 🆕
③レジストリ回避策(EspPaddingPercent=0)
④企業環境:GPOでKIRを手動展開
インターネット速度の低下
適用後から通信速度が低下
Win11 25H2/24H2
KB5089549
中〜高
(一部環境)
①しばらく様子を見る
②ネットワーク設定リセット(netsh)
③ネットワークドライバー再インストール
④最終手段:KB5089549のアンインストール
🆕 タスクバーアニメーションの無効化
プレビューやグループアニメが消える
Win11 25H2/24H2
KB5089549
軽微 ①設定でアニメーション効果を再有効化
②パフォーマンスオプションを確認
③6月の更新を待つ
🆕 ゲームのFPS低下
特定ゲームでFPS・スタッター悪化
Win11 25H2/24H2
KB5089549(一部環境)
中〜高
(ゲーマー環境)
①GPUドライバーを最新版に更新
②ゲームモード設定の確認
③HAGSの設定変更
④最終手段:KB5089549のアンインストール

📝 補足情報

バックアップソフトのVSS(ボリュームシャドウコピー)エラーは、4月の更新(KB5083769)以降に報告されたもので、今月の更新とは直接関係しません。脆弱なドライバーのブロックリスト追加による仕様変更であり、対応はバックアップソフト側のアップデートを待つ必要があります。

🆕 HPユーザーの方:HPが2026年4月に配信したBIOSアップデートにより、一部法人向けPCでBitLockerの回復ループが発生する問題が確認されています。KB5089549とは別件ですが、セキュアブート証明書の更新処理が絡む問題のため、HP製PCをお使いの方はHP公式サポートの情報もあわせてご確認ください。


🔗 参考・公式情報

最終更新:2026年5月31日(v1.4)/ 情報は記事公開時点のものです。今後の公式発表により内容が変わる場合があります。

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