2026年5月13日(日本時間)に配信されたWindows 11の月例アップデート(Patch Tuesday)で、一部ユーザーから不具合の報告が寄せられています。本記事では確認されている症状・原因・対処法をまとめます。
📋 今月(2026年5月)のWindows 11 更新プログラム
| 対象バージョン | KB番号 | 配信日 |
|---|---|---|
| Windows 11 25H2 / 24H2 | KB5089549 | 2026年5月13日 |
| Windows 11 26H1 | KB5089548 | 2026年5月13日 |
⚠️ 不具合①:スタートメニューにアプリが表示されない
症状
KB5089549の適用後、スタートメニューを開くと以下のような表示の不整合が発生することが報告されています。
- インストールしたアプリがスタートメニューの「すべてのアプリ」に反映されない
- アンインストールしたアプリがスタートメニューに残り続ける
スタートメニューにフォルダを生成するタイプのアプリで起きやすく、すべての環境で発生するわけではありません。Microsoftの公式サポートページでは現時点で既知の問題として案内されていません。
原因
Windows 11の新しいスタートメニュー(StartMenuExperienceHost)のUIレンダリング処理に不整合が生じているものと推定されています。根本原因はまだ特定されていません。
🔧 対処法(3つの方法)
方法1:PCを再起動する(最も手軽)
単純な再起動で多くのケースが解消されます。まずお試しください。
方法2:StartMenuExperienceHost.exe を再起動する
- タスクバーを右クリック →「タスクマネージャー」を開く
- 「詳細」タブをクリック
StartMenuExperienceHost.exeを右クリック →「タスクの終了」- スタートメニューを開くと自動的に再起動されます
方法3:Windowsエクスプローラーを再起動する
- タスクマネージャーの「プロセス」タブを開く
- 「Windowsエクスプローラー」を右クリック →「再起動」
⚡ Microsoftの公式対応はまだ発表されていません。恒久的な修正は今後の更新で提供される見込みです。
⚠️ 不具合②:Windows Update後の再起動回数が増える
症状
更新プログラムの適用中に、通常よりも再起動の回数が多くなっているという報告が多数寄せられています。
原因と背景
これは不具合ではなく、セキュアブート証明書の更新処理による仕様変更です。Microsoftは2026年5月2日に公式説明を発表しており、段階的に適用が進んでいる新しいUEFI証明書(Windows UEFI CA 2023)をシステムへ書き込む際に、追加の再起動が必要になると説明しています。
セキュリティ強化のための設計変更であり、対処は不要です。
🔍 証明書の適用状況を確認する方法
- 「スタート」→「設定」を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」→「Windowsセキュリティ」
- 「デバイス セキュリティ」→「セキュアブート」
- 「適用済み」と表示されていれば更新完了
📊 まとめ・対処法一覧
| 不具合 | 対象 | 深刻度 | 対処法 |
|---|---|---|---|
| スタートメニューにアプリが表示されない | Win11 25H2/24H2 KB5089549 |
軽微 | PC再起動 または StartMenuExperienceHost.exe の再起動 |
| 再起動回数の増加 | Win11 全バージョン | 仕様 | 対処不要(UEFI証明書更新による正常動作) |
📝 補足情報
バックアップソフトのVSS(ボリュームシャドウコピー)エラーは、4月の更新(KB5083769)以降に報告されたもので、今月の更新とは直接関係しません。脆弱なドライバーのブロックリスト追加による仕様変更であり、対応はバックアップソフト側のアップデートを待つ必要があります。
🔗 参考・公式情報
最終更新:2026年5月13日 / 情報は記事公開時点のものです。今後の公式発表により内容が変わる場合があります。

