【Chrome 149】突然の不具合・動作がおかしい時の対処法まとめ ゼロデイ脆弱性の対策も解説

【Chrome 149】突然の不具合・動作がおかしい時の対処法まとめ ゼロデイ脆弱性の対策も解説 Google
【Chrome 149】突然の不具合・動作がおかしい時の対処法まとめ ゼロデイ脆弱性の対策も解説

Chromeが急に重くなった、表示がおかしくなった、セキュリティの警告が出た——そんなトラブルが起きていたら、まず深呼吸してください。大丈夫ですよ。焦らなくても、一つひとつ確認していけば必ず解決できます。

この記事では、2026年6月1日に正式リリースされた Google Chrome 149(バージョン:149.0.7827.54) で起きている不具合の内容と、今すぐ試せる具体的な対処法をわかりやすく解説します。「パソコンに詳しくない…」という方でも迷わず操作できるよう、手順を一つひとつ丁寧に説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。


Chrome 149で起きている不具合・気になる症状とは?

Chrome 149では、大きく分けて 「深刻なセキュリティの問題(脆弱性)」「Webアプリの一部の動作変更」 の2種類のトラブルが報告・確認されています。あなたの症状がどれに当てはまるか確認してみましょう。

🚨 ①セキュリティ上の深刻な問題(ゼロデイ脆弱性)

「ゼロデイ脆弱性(ぜろでいぜいじゃくせい)」とは、悪意のある人(ハッカー)にすでに狙われている、危険な欠陥(バグ) のことです。

今回発見された欠陥(CVE-2026-5281)は、Chrome内部の画像・映像を描画する部品(「Dawn」と呼ばれる箇所)に存在していました。特別に悪意を持って作られたWebページを開くだけで、あなたのパソコンを遠隔から操作される恐れがある、非常に危険なものです。

すでに実際の攻撃に悪用されていることが確認されており、早急なアップデートが必要な状態です。

こんな不安を感じているなら要注意です

  • Chrome のバージョンが「149.0.7827.54」より古い
  • 最近、見覚えのないWebページを開いてしまった
  • パソコンの動作が急に不審になった

⚠️ ②一部のWebアプリで「戻る」ボタンの挙動が変わった

SlackやNotionなどのWebアプリ(ブラウザで開くアプリ)を使っていると、ブラウザの「戻る」ボタンを押したときに、一瞬接続が切れてから再度つながり直すという動きが起きる場合があります。

これは不具合ではなく、Chrome 149で意図的に変更された仕様です。詳しくは後述しますが、通常は数秒で自動的に回復するため、慌てなくて大丈夫です。

⚠️ ③社内サイト・イントラネットで表示崩れが起きている

会社の内部向けWebサイト(イントラネット)で、他のサービスを埋め込んだ部分のデザインが崩れたり、レイアウトがおかしくなっている場合があります。これはChrome 149で強化されたセキュリティ設定の影響で、会社の管理者(システム担当者)への連絡が必要なケースです。


今すぐ試せる!具体的な対策と手順

対策1:まずはChromeを最新版にアップデートする(最重要・必須)

セキュリティ上の深刻な問題はすでに修正済みです。ただし、あなたのChromeが最新バージョン(149.0.7827.54以降)になっていないと、修正が適用されません。

まずはChromeのバージョンを確認して、必要であればアップデートしましょう。

【手順:Chromeのバージョン確認とアップデート】

  1. Google Chrome(青・赤・黄・緑の丸いアイコン)を開く
  2. 画面の右上にある「︙(点が縦に3つ並んだボタン)」をクリックする
  3. 表示されたメニューから「ヘルプ」にマウスを合わせる
  4. Google Chrome について」をクリックする
  5. 画面中央に「Chrome について」というページが開き、現在のバージョンが表示される
  6. バージョンの横に「アップデートを確認しています…」や「アップデートを適用するには再起動してください」と表示された場合は、指示に従ってボタンをクリックする
  7. Google Chrome は最新版です」と表示されれば、アップデート完了です

確認ポイント: バージョン番号が「149.0.7827.54」またはそれより大きい数字であれば安全です。


対策2:アップデート後はChromeを完全に再起動する

アップデートが完了しても、Chromeをまだ開いたままにしていると変更が完全には反映されないことがあります。必ずChromeを一度完全に閉じてから、再度開き直してください。

【手順:Chromeを完全に終了させる方法】

  1. 開いているChromeのタブ(ページ)をすべて閉じる
  2. 右上の「×」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じる
  3. Windowsの場合: 画面右下の通知領域(タスクトレイ)にChromeのアイコンが残っていないか確認する。残っていれば右クリックして「終了」を選ぶ
  4. 少し待ってからChromeを再度起動する

💡 ポイント: 「×」ボタンで閉じただけでは、裏側でChromeがまだ動いている場合があります。完全に終了させることが大切です。


対策3:Webアプリで「戻る」ボタンを押すと切断される場合

SlackやNotion、Figmaなどのリアルタイム通信を使うWebアプリで、「戻る」ボタンを押したあとに一時的な接続切れが起きても、数秒待てば自動的につながり直します。 これはChrome側の正常な動作です。

ただし、自動でつながり直さない場合(特に古い社内システムなど) は、以下の手順を試してみてください。

【手順:ページを手動で再読み込みする】

  1. 接続が切れたまま回復しないWebアプリのページを開いた状態で、キーボードの「F5」キーを押す(Macの場合は「Command + R」)
  2. ページが最初から読み込み直されるので、しばらく待つ
  3. 再読み込み後に正常に動作するか確認する

それでも改善しない場合は、そのWebアプリの公式サポートページやヘルプセンターに問い合わせることをおすすめします。


対策4:社内サイトの表示が崩れている場合(IT担当者向け)

社内イントラネットなど、他のドメイン(サイトのアドレス)のコンテンツを埋め込んでいるWebページで表示崩れが起きている場合は、Chromeのセキュリティ強化が原因である可能性が高いです。

この場合、個人での解決は難しいため、会社のシステム管理者やIT担当者に「Chrome 149のSVGフィルター制限の影響が出ているかもしれない」と伝えて相談してください。

⚠️ 注意: 個人での設定変更は、かえってセキュリティリスクを高める恐れがあります。必ずIT担当者を通じて対応してもらいましょう。


公式のアップデートで直る?現在の対応状況

✅ セキュリティ問題はすでに修正済みです

今回の深刻なセキュリティ問題(CVE-2026-5281)は、Chrome 149(バージョン149.0.7827.54)にアップデートすることで、すでに修正されています。

つまり、あなたがChrome 149の最新版にアップデートさえすれば、この問題への対策は完了します。 特別な操作や設定変更は必要ありません。

Chromeは通常、バックグラウンドで自動的に更新されます。しかし、パソコンをしばらく使っていなかった場合や、自動更新が無効になっている場合は、手動でのアップデート確認(対策1の手順) をおすすめします。

🔄 MicrosoftのEdgeブラウザも順次対応中

同じエンジン(プログラムの核となる部分)を共有しているVivaldiなどの他ブラウザはすでに修正パッチを配布済みで、Microsoft Edgeも現在修正パッチの配信準備が進められています。 Edgeをお使いの方も、アップデートが来たら速やかに適用することをおすすめします。

ℹ️ Webアプリの動作変更・表示崩れは「仕様変更」です

「戻る」ボタンの挙動変更や、社内サイトの表示崩れは、Chromeのバグ(不具合)ではなく、Googleが意図的に行ったセキュリティ強化と仕様変更の影響です。そのため、「元の動作に戻すアップデートは出ない」と考えておくのが賢明です。

Webアプリ側(Slack、Notionなど)が新しいChromeの仕様に対応したアップデートを出してくれるのを待つ、または社内システムの場合は担当者に相談するのが最善策です。


まとめ

今回のGoogle Chrome 149で起きているトラブルと対処法を整理します。

やるべきこと(優先順位順)

  1. Chromeのバージョンを「149.0.7827.54」以降に今すぐアップデートする(最重要)
  2. アップデート後はChromeを完全に再起動する
  3. Webアプリで接続切れが続く場合は「F5」キーでページを再読み込みする
  4. 社内サイトの表示崩れはIT担当者に相談する

セキュリティ上の問題は、アップデートを適用するだけで解決できます。 難しい操作は一切不要です。

今後のChromeアップデート情報はここでチェック!

Chromeの最新情報や新たな不具合情報は、以下の公式チャンネルで確認できます。

「難しそう…」と思っていた方も、手順通りに進めれば必ず対応できます。まず最初の一歩として、Chromeのバージョン確認だけでもやってみてください。 あなたのパソコンの安全を守るために、今日中に対応することを強くおすすめします。

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